ハイキング Vol.5−高野三山(摩尼山・楊柳山・転軸山)
写真が今ひとつ小さいので、別窓に変更してみました。重くなったらゴメンナサイ。
今回は、真言密教の聖地である高野山を取り巻く三つの山を訪ねました。このシリーズを始めてから初の「標高1000m突破」となりましたが、標高差は小さいのでガイドブックでも「★☆☆(一つ星/ファミリー向け)」となっております。
教科書では、「標高が100m上がる毎に気温が0.6℃下がる」とされていますが、まさにそのとおり! 大阪との気温差は6℃でした。
残念ながらお風呂セットは、本日はありません。
2003.11.01

行程:
新大阪−(地下鉄)−なんば−(南海)−高野山−(南海りんかんバス)−奥の院前・・・奥の院・・・摩尼峠・・・摩尼山・・・黒河峠・・・楊柳山・・・子継峠・・・転軸山・・・転軸山森林公園・・・中之橋霊園・・・一の橋・・・金剛峯寺・・・根本大塔・・・大門・・・千住院前−(南海りんかんバス)−高野山−(南海)−なんば−(地下鉄)−新大阪

コースイメージ:
高野三山というくらいだから(紅葉シーズンで)賑わっているかと思ったら・・・誰もいない。昼食ポイントで同じ方向に歩くおじさん二人と出会った以外は、順方向・すれ違いともゼロ!仮に事故が起こったとしても、助けを求めることは不可能? でも静かな山歩きが楽しめ、癒される〜〜
コース自体は、標高差300m弱の「お散歩コース」です。でも急な丸太階段の登り降りが各所にあるので、下が濡れているときにはスリップ注意!

ワンポイント:
高野山駅前から奥の院前へのバスは、ケーブルの到着に合わせて随時運行され、大変便利。
帰りは大門から高野山駅へのバス路線がありますが、こちらは2時間に1本程度と心許ない状況なので、街の中心部「千住院前」バス停まで戻るのがベター。
コースは、山中では「高野七口女人道」の標識に従えばOKですが、奥の院からの取り付きと森林公園から先に標はほとんどありません。
(奥の院から:公衆トイレの先にある車道から山手を見ると、チェーンを張った進入路がありこれを入る。ここから路面にかかわらずほぼ直進すると、すぐ林道に出る。林道を少し進むと左に小さな標あり。ところどころに食品トレーなどを吊した無粋な印があるので、これを目標にできる)
(森林公園から:下っていって中之橋霊園の門を入るのが正しいコース。森林学習展示館を見つけてしまった場合はコースアウト。霊園喫茶店の先に丸太調の1mほどの橋があるので、これを進む)
南海電鉄のホームページは、高野山関係の地図や情報が豊富です。お世話になりましたm(_ _)m

歩行距離:約12.5km
歩数:25756歩
最高地点:1008m
その日の夜の体重:79.6kg

便利なキップ:スルっとKANSAI 3dayチケット(関西限定版)\5000 第1日目使用
奥の院への参道脇には、大企業の廟がいっぱい。

境内の木々もかなり色づいています。
まだ新聞の紅葉だよりも始まっていないのに・・・
歴史上の有名人の墓は全て揃っているんじゃないか、と思うくらいいろんな人のお墓もあります。
奥の院にある「水掛不動(勝手に命名)」

右から順番に、お賽銭入れる、水かける、拝む、を繰り返すのがお作法のようです。
楊柳山の祠

摩尼山(撮り忘れ)を含めて、峠・山頂には祠がありました。
楊柳山の三等三角点
祠の裏にあります。

最近三角点情報の収集方法を知りました(測量士補なのに今更・・・)。
ここは世界測地系で
北緯 34°14′7″
東経 135°36′24″
標高 1008.53m
だそうです。
何の実でしょう?
転軸山の祠

そろそろ山中から脱出します。
森林公園入口の紅葉

構図がもう少し下で、落ち葉が多く写っていたらもっといい絵になったかも。
常緑樹の色が、紅葉をますます引き立てています。
いきなり市街地、真言宗の総本山金剛峯寺の山門です。

拝観コースにお茶とお菓子のお接待が含まれていて、お坊さんの説教を聞くことができます。
金剛峯寺の庭園、蟠龍庭

石庭としては日本最大だそうです。
夕日に照らされて、まるでライトアップされているようです。
根本大塔

真言宗の歴史・情報の中枢というような説明が書いてあったと思います。

このあと大門に行って、写真も撮ったのですが、日没コールドゲームとなりました。
感動のおみやげ:
市街地を歩いていると、なにやら行列が!とりあえず並んでみるとそこは「ごま豆腐屋さん」(森下商店総本舗)。生のごま豆腐(真空パックでないもの)が買えるというので、せっかくなので6個入りを買い求めました。その瞬間「生は売り切れました〜」の声。「ラッキー!」後ろの人たちはがっかりモード。それにしてもまだ昼の2時だというのに・・・、これを確実にゲットするには午前中が無難のようです。
さてそのお味は?
家に帰って早速いただきましたが、これが「んっまい!」。般若湯も買ってくるべきだったかと、ちょっぴり悔やみつつ「ここしばらく味わったことのない正統派ごま豆腐」との印象でした。わさび醤油が最高に合います。
でも・・・箸から滑って裏を見た途端、「ひぇー!」。仔牛の脳みたいなシワがいっぱい、びっくりしました。パック物では見たことないので、生の証拠なのでしょうが、知らずに見ると一瞬ヒキます。でも「おいちぃ〜!!」
家内は、南高梅の梅干しを買いましたが、これもなかなかいけます。次回からのおにぎりに登場予定。
This webpage is produced by AUDIT Co.,Ltd.