ハイキング Vol.10−青山高原
「この冬最大の寒気が日本列島を包んでいます」などとニュースで流れ、名古屋周辺の高速道路が軒並み通行止めになったこの日。
朝5時30分、大阪にも寒くて目覚めてしまった私がいました。とりあえず気象庁のホームページと膳場ちゃん(膳場貴子NHKアナウンサー)のニュースで情報収集をして、極寒仕様で地下鉄に乗り込みました。
2003.12.20

行程:
西中島南方−(地下鉄)−なんば−(近鉄)−西青山・・・クレイン三重・・・東海自然歩道合流点・・・別荘地・・・青山高原三角点・・・丸山草原・・・ふるさとの丘・・・あせびの丘・・・布引滝・・・滝見台・・・旧トンネル口・・・四季のさと・・・東青山−(近鉄)−なんば−(地下鉄)−西中島南方

コースイメージ:
最大の難所は、別荘地から高原道路合流点までの「500段階段」。でもそれまでにはウオーミングアップ区間がかなりあるので、そんなに苦になりませんでした。
高原の上で風力発電の風車が回るほど常に風が強いようです。冬場には防風対策にも気をつける必要がありそう。
距離の割には時間がかからないコースです。(私の場合、休憩込みで5時間でした)
標識はほとんどのポイントで設置されています。一部わかりにくい箇所はこのあと写真と共に解説します。

ワンポイント:
三角点前のレストハウスは「改装中」で休業していました。その先にある高原道路沿いの喫茶店は営業していましたので、万一の避難場所として使えそう。
昼食ポイントは三角点か、ふるさとの丘の東屋あたりでしょうが、どちらも冬の強風時には凍死しそうな気分が味わえます。そんな時には(眺望はないですが)ふるさとの丘から少し進むと風の当たらない場所があります。公園エリアなら所々にベンチもあります。
ガイドブックによると、「歩道損壊のため布引滝の通り抜け不可」とされていましたが、今は復旧され各滝の脇を通って滝見台まで行くことができます。
「トイレがありません」−三角点駐車場内のトイレは冬季閉鎖。その先は喫茶店に飛び込むか、四季のさとまで我慢するしか途はないみたいです。なお四季のさとのトイレにはペーパーの備え付けがありませんので持参するか、売店で購入する必要があります。
四季のさとの休憩所には近鉄東青山駅の時刻表が掲示されていますので、電車の時間に合わせて暖かい部屋で一服することができます。(定休日があったような気もするので要確認!)

歩行距離:約15.0km
歩数:24747歩
最高地点:759m(青山高原三角点)
その日の夜の体重:78.0kg(最近減らなくなってきたなぁ・・・)

便利なキップ:スルっとKANSAI 3dayチケット(関西限定版)\5000 第3日目使用
青山町→西青山、東青山→青山町間は別料金です。
西青山駅が無人駅、東青山駅が改札係員不在であることをいいことに、「運賃をごまかそう」などとたくらむのはやめましょう。
西青山駅

快速急行からホームに降り立ったのは、私1人。
出迎えらしいおじさんが、車の窓を拭いていました。
スタート直後の桜並木

線路の跡なのでしょうか。横に近鉄の高圧線が走っています。
クレイン三重

この寒い中でも、多くの人が楽しんでいます。
もっとも馬にとっては、快適な季節かも。
「凍結注意0℃」

あと400m登るのですが、上は何度?
東海自然歩道合流点

標識多すぎ!
別荘地から青山高原を望む

向こうの斜面まで、この別荘地が続いているとは、実際に歩いて知りました。
とある別荘

地滑りが怖いんですけど。
500段階段

実際の傾斜は、この写真よりもっと急です。

雪粒が反射しています
m(_ _)m
三角点のレストハウス

改装中の張り紙が!
トイレ借りようと思っていたのに・・・
青山高原三角点

二等三角点「勝地村」です。二等の分際でこの立派な銘板はなにごと!

ちなみに表示の緯度経度は「日本測地系」のもの。
世界測地系では、
北緯 34°41′20″
東経 136°16′34″
となります。
三角点から丸山草原方向を望む

暗いのでなにがなんだかわからないでしょうけど・・
丸山草原

地面は真っ白、横殴りの吹雪で東屋も風通しのいいこと!
太鼓橋

このあたりで公園から出て、ようやく山道らしくなってきます。

雪粒が反射しています
m(_ _)m
布引滝

この霧生滝に続く、飛竜滝、大日滝を総称した呼び名のようです。
滝見台からの眺め

各滝の右岸を歩くことができます。
滝見台

ここまで下りてくると、寒さもずいぶん和らぎました。
滝見台からすぐの分岐

「四季のさと」の標識が壊れています。左の山道に進みます。
東青山駅直進の標識があるので、つい釣られそうになります。
正面に産廃投棄群のある河原

ここの標識も倒れています。川の上流方向になるので少し不安ですが、左手の山道を登ります。
直進して川を渡ると、産廃に埋もれることになります。
旧トンネル入口

参宮急行電鉄という近鉄の前身の物だそうです。
夏場に休憩すると涼しそう。
コースは左の階段を登ります。
四季のさと

中央に売店と休憩所が見えます。
広々していて、いろいろと遊べそう。
振り返ると、(この写真では「?」)風力発電の風車群が見えます。
東青山駅は目と鼻の先。
おつかれさまでしたー!
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