2003 第九の季節−第九deクリスマス
ようやく本物の第九を聴ける!(1万人の皆さんゴメンナサイ)
というわけで、年末「第九」シリーズの第2弾。
チケットよし!こたつよし!ストーブよし!と指差確認して出発!
目指すは「ザ・シンフォニーホール」
2003.12.21

行程:
西中島6丁目−(大阪市バス)−大淀南1丁目・・・ザ・シンフォニーホール・・・新梅田シティ・・・梅田界隈・・・梅田−(地下鉄)−西中島南方

コースイメージ:
我が家からザ・シンフォニーホールへは、バス1本で行けて大変便利。

ワンポイント:
クラシックコンサートは早めに行くに限る。開演前に、ちょっとお酒を飲んだりして雰囲気に浸るのもまた楽し。

歩行距離:約4.0km(結構歩き回ったからなぁ)
歩数:未計測
最高地点:20m位?(阪急百貨店6階)
その日の夜の体重:78.8kg(食った〜!)

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ホールにはいると、クリスマスツリー。うーん雰囲気出てるじゃん。
クロークでコートを預け、2階に上がり少しお酒を・・・。昼酒は効きます。
第1部がいきなりの第九(L.v.ベートーヴェン「交響曲第九番ニ短調作品125[合唱]」)。
指揮はバロックを得意とし、オーボエ奏者でもある延原武春氏。管弦楽はテレマン室内管弦楽団。前回に比べると格段に「ほっ」として聴けます。
合唱はテレマン室内合唱団。管弦楽もそうだけど、総勢で7〜80人といった人数がもう少し多い方が迫力のある演奏になるのでは、という印象をもつ。
もう第九にも慣れたもので、「そろそろソリストが立つぞ」などと予測しながら見るのも楽しい。
ソリストは、ソプラノ/中村朋子、アルト/渡邊由美子、テノール/中塚昌昭、バリトン/篠部信宏の各氏。一番初めに声を出すのがバリトンなので、やはり一番注目するのですが、バリトンにしては珍しく線の細い感じの人。恰幅の良い人がバリトンらしいと思うのは私だけでしょうか。
ソプラノ/中村朋子さんは「私がスターよ!」って感じだし、アルト/渡邊由美子さんはソプラノを引き立てる奥ゆかしさが声にも動作にも感じられる。テノール/中塚昌昭さんもなかなかの男前。
なんてことを考えていると、いきなり
ピカッ!!
なにすんねん!ストロボが3回光ります。3回目にようやく係員に制止されて収まりましたが、常識しらずも甚だしい50歳前後のおばさん。以後気をつけるよーに!
びっくりしているうちに第4楽章最後の「私が好きな」パートも過ぎて、もう終わっちゃった。休憩。
第2部のはじめに司会者から「全校放送」で撮影禁止の注意があった。今時こんな注意をさせられる司会者にご同情申し上げます。やるならせめてストロボなし設定にするべし! あっ、おばちゃんはその設定もできないのかも・・・めげてないんだろうなぁ。
第2部はクリスマスバロックの短編集。
J.S.バッハ:プレリュード(平均律クラヴィーア曲集第1集第1曲ハ長調BWV.846)
J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ(カンタータ第147番”心と口と行いと生活で”)
テレマン:ヴァイオリンとトランペットのための協奏曲ニ長調第1楽章
J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲ニ短調第2楽章BWV.1043
C.P.E.バッハ:チェンバロ協奏曲イ短調WQ.1第1楽章
カッチーニ:アヴェ・マリア
クリスマス・キャロル:もろびとこぞりて〜荒野の果てに〜牧人ひつじを
アダン:オー・ホーリー・ナイト
が演奏されました。
途中司会者と延原さんの掛け合いがあったりして(延原さんって関西人なのねー)、軽妙ではないのに、なぜだかおもしろい話を聞くことができました。
18世紀?あたりの頃、「バッハ」といえばJ.S.バッハではなくて、次男のC.P.E.バッハを指していたとか、ためになる話もありました。
アヴェ・マリアにはびっくり。当然「ア〜べ・マリ〜〜〜〜ア〜〜」かと思っていたら違っていました。アヴェ・マリア、アヴェ・マリア、アヴェ・マリアと続くだけの歌詞なんだけど、初めて聴いた曲でした。
アンコールには、定番「きよしこの夜」。ソプラノ/中村朋子さんが再登場して歌い上げます。「3番は皆さん一緒に日本語で歌いましょう」と促されて、観客も一緒になって歌いました。けど、一部歌詞を忘れてました。
ホールを出て、「新梅田シティのクリスマスツリーを見に行こう」ということになり、テクテク。行ってみると去年もこの時期に来たことを思い出しました。ツリーのまわりで、ドイツの食品や民芸品などのフェアが開かれていて、メリーゴーランドも回っています。去年飲んだ「ホットワイン」今年も出てました。今回は飲まなかったけど、去年の美味を思い出し、よだれが・・・
新梅田シティから新阪急ホテル前に出る地下道を通って梅田へ。梅田界隈をウロウロ、ウロウロ、ウロウロして、美味しい夕食の後、帰路につきました。
総評:
第1弾に比べると、「あ〜クラシックに来たなぁ」という気持ちにさせてくれます。優しい気持ちで聴けるのも小規模編成ならでは、なのかもしれません。
夜、布団に入っても頭の中を「第九」のリズムが駆けめぐり眠れなくなったので、前回買った「小澤征爾/サイトウキネンオーケストラの第九のCD」を聴く。全楽章1回、第4楽章1回聴いたところでようやく眠くなって、床につく。
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