ハイキング Vol.11−東六甲縦走路
東六甲縦走路から六甲山周辺は三角点銀座。
「とりあえず六甲山最高峰まで行ってから、時間を見て下山コースを考えよう」と思ったのがアダとなり、
遭難寸前の目に遭いました。
ガイドブックの地図だけでは、いざというときに危険であることを再認識。たどり着いた住宅街の街灯の下で、しばし放心状態に・・・。
2003.12.27

行程:
南方−(阪急)−宝塚・・・湯本台広場・・・塩尾寺[えんぺいじ]・・・岩倉山・・・大平山・・・水無山・・・六甲山最高峰・・・西お多福山・・・住吉河原・・・(ここから予定コース逸脱)・・・五助ダム・・・打越山・・・岡本6丁目登山口・・・岡本−(阪急)−南方
<本当はこう行こうと思っていた>
住吉河原・・・打越峠・・・岡本6丁目登山口
<遭難未遂の状況>
阪急岡本駅を目指すあまり、五助ダム通過後、打越山方向に方向転換。再度ひと山越す形になり、打越山頂上付近で日没。平野部の明かりが見えたので、かろうじて大まかな方角はわかったが、自位置が不明となり、標識を頼りに進む。その標識も不明確だったが、そのうち「岡本町方面」との表記が現れたのでこれに従う。あせりと疲れが正常な判断を鈍らせる状況になりうることを痛感。非常用のペンライトキーホルダーが役に立った。
<反省>
住吉川に出たところで、左岸に渡らなければならなかったのに、そのまま右岸を進んだのが間違い。「住吉道」の標識をみて安心して進んだこともミステイク。電車が不便でもそのまま住吉川沿いに進むべきだった。

コースイメージ:
何カ所かの急登はありますが、登ってしまえば縦走路らしい高原歩きと適度なアップダウンを楽しむことができます。
六甲山最高峰までの行程に結構時間を要しますので、ガイドブックに従って、下りは短時間で降りられる有馬方向が正解かもしれません。

ワンポイント:
西お多福山から「ブナの森」を通るコースは、ささこぎが多く、深いところもあるので、悪天候時にはお勧めできない。
住吉河原では標識が(打越峠方向の道も)全く見あたらなかった。登り行程の場合には問題ないと思われるが、下り行程の場合には要注意。

歩行距離:約20.0km(体感値)
歩数:37391歩
最高地点:931m(六甲山最高峰)
その日の夜の体重:77.6kg
△1個目
四等三角点「湯本台広場」

宝塚駅を出て、宝来橋を渡った正面の公園です。
水道施設付近から宝塚市街を望む

塩尾寺へは、宝来橋を直進(ローソン横の細道に入る)。すぐに石標があります。
塩尾寺
縦走路入口

塩尾寺の山門脇にあります。いよいよ山道です。
岩倉山

左「この先眺望良」の標があるところから右側に登ると山頂です。
ちなみに眺望良は、岩倉山反射板という阪急電鉄の施設があります。
△2個目
三等三角点「小林」[おばやし]

岩倉山山頂の祠前にあります。
阪神競馬場を望む
木漏れ日の雪道

快適な尾根歩きです。
△3個目
三等三角点「西山」

大平山山頂、NTT中継所(大きい方)の脇にあります。
大平山から六甲山方面

あまりいい天気ではなさそう・・・と思いながら弁当を広げると、いきなり吹雪に襲われました。

「おーい奥さん、箸が入ってないぞー!」
印度方式で食べろということのようです。
鉢巻山トンネル上から

ドライブウェーはこんな感じ。(午後1時頃です)
登山道はこんな感じ。
3cmほどの積雪です。
△4個目
一等三角点「六甲山」

この秋に続いて、2度目の到達です。
銘板

一等三角点なら銘板も納得。(詳しくは青山高原編をどうぞ)
細かな雪が木の枝を彩っています。
西お多福山から望む
「下界の天気は良好!」

このあと写真を撮る体力と気力がなくなりました。

ではごきげんよう(^^)/
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